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ライフプランに沿って考える

ライフプランに沿って考える
  一般に今までの保険のセールスは、本人と家族の年齢からライフイベントをの時期を算出して、いい加減な年収を基に必要保障額を算出・グラフ化し、その最大値を必要保障額と称して、この金額を全期間でカバーするプランニングをして売り込まれていました。販売商品は定期保険特約付き終身保険です。

顧客は良く分らないままに、なんだか分ったつもりにさせられて、契約に至っていました。


 しかし、現在FPがお金のプロアドバイザーとして皆様に提案する保険の加入方法は、そうした前時代的なものから大きく変貌を遂げています。

 本人及びご家族の年齢からご家族のライフイベントを捉えるのは基本中の基本ではあります。その他に、お客様に直接ヒアリングして正確な数字を把握し、ご家族の将来の希望なども伺って、その上でライフプランを作成します。こちらの会社にお勤めの35歳の方だから年収は500万円程度だろうなどと勝手にプランニングすることはありません。

 年収や家計のキャッシュフローを基に年間貯蓄可能額を算出、お子様の進学の希望や、将来の住居の希望、どのような暮しを送りたいか、現在の資産状況、関係する諸制度等々正確な数値とご希望を基にライフプランは組まれます。

 その上で、もし万一の事があった場合、遺族が望む暮しを維持するのに必要な費用と、残った資産、その後の公的私的含めたキャッシュフローがどうなるのかを考慮して、その時々の必要保障額とそれを賄う保険種類を検討します。

 あと忘れては成らないのは、本人の健康状態や家系の特徴も考慮する必要があります。

 いずれにしろ、本人とご家族と今から将来について深いところまで掘り下げて話してライフプランを作成・確認した上で、保険で用意する保障を決めるのです。

 なんと申しましても、保険は住宅の次に大きな買物ですので、念入りに設計しなくては、後に必ず後悔します。

あと、死亡リスクに対する保障と合わせて考えたいのが、長生きリスクに対する備えです。こちらについても同時に兼ね合わせてプランニングするのが、プランナーとしての提案です。

 要するに、長期のライフプランの中のリスク回避の為の1つのパーツとして保険を考えています。


何に幾らの保障が必要か

何に幾らの保障が必要か
 必要保障額はい、いつからいつまで何に対して幾らの保障が必要なのかを重ね合わせたものです。

例えば、子供の教育費です。大学卒業まで必要ですが、子供が勤めに出る年になれば準備しておく必要はなくなります。

例えば、住費です。持ち家であれば、ご主人が亡くなった後の住居費はあまり心配要りません。しかし、賃貸住宅や社宅などに住んでいる場合は、ご主人の死後の住居費が必要と成ります。

 このように、そのご家族ご家族で準備する必要の有る費用の内容や金額は全て異なります。そしてそれを賄うだけの資産があるか、キャッシュフローが有るかも異なります。

 このような項目の一例を挙げてみます。

費用:
・遺族の生活費、子供の教育費、住居費、子供の結婚時の援助、事後の整理資金・・・

資産:
・蓄え(目的の決まったもの、決まっていないもの)死亡退職金、保険金・・・

収入:
・遺族年金、事業収入、権利収入、奥様の就業収入・・・
 ※遺族の奥様や大学生以上のお子さんが働くか否かは必要保証額におおきな違いが出ます。